こんにちは ねこの静六です
今日は2月~4月が旬の花、クリスマスローズについて書きたいと思います。クリスマスローズは苗の価格が高くて育てるのが難しいイメージがありますが、場所を選べばとても簡単に育てられる丈夫な植物です。私は手入れもほとんどしていません。そんな育て方をご紹介します。
クリスマスローズの基礎データ
- 科名:キンポウゲ科
- 園芸分類:苗又は種(種の場合開花まで2年はかかります)
- 形態:常緑性の多年草
- 草丈:20~30cm(横には直径50cm程度広がります)
- 開花期:1月~3月
- 耐暑性:普通
- 耐寒性:強い
- 日照:日向~半日蔭(夏場は半日蔭、真冬は日向が理想です。少し半日蔭位の方が元気に育つように感じます)
- 特徴:一重咲から八重咲まで色々な花色、花びらの物がある。中にはクリスマスローズ?って思うような花もあります。
- 植える場所の理想は夏に葉が茂って秋に落葉する木の下が良いと言われますが、あまり気にしなくても大丈夫です。
クリスマスローズの注意すべき病害虫
私自身はクリスマスローズは病害虫に対しては割と強いと感じていますが、沢山の病害虫が報告されています。
- ハモグリバエ
- ハマキムシ
- ナメクジ
- アブラムシ
- アザミウマ
- ハダニ
- 灰色かび病
- 立枯病
- べと病
- 軟腐病
- 黒斑細菌病
- モザイク病
- ブラックデス
薬剤で害虫に対応する場合にはベニカXネクストスプレーがおすすめです。還元澱粉糖化物・クロチアニジン・ピリダリル・ペルメトリン・マンデストロビンの5種の薬剤が混合されているので、1本でガーデニングの病害虫に広く効果が期待できるので使用しています。
クリスマスローズの育て方
クリスマスローズは種まきから2年後に咲く花です。9月以降になると小さな苗がホームセンターで売られ始めますが、草丈10cm程度の苗の場合はまだ1年目の苗です。
購入した次の年は通常まだ咲きません。私も最初1年目の苗を買ってしまい、翌々年にやっと咲きました。せっかくなので今咲いている苗を買って来年から本格的に育てられるのも良いと思います。以下に育て方について記載しました
- ①庭や鉢に植付け
鉢植えの場合は草丈10cm程度の苗でも6号鉢(直径18cm)位の物は使用した方が良いと思います。根張りがかなり凄くて根詰まりが起きやすいためです。6号の鉢なら植え替えなしで開花まで育てられると思います。もともと咲いている株を購入した場合はそのまま楽しむか、あまり根を崩さずに新たな鉢か庭に植え付けてください。
庭に植える場合は明るい半日蔭に植えます。私がクリスマスローズを育てている場所は朝2時間程度しか日光が入らない日陰ですが十分に育ってくれます。
- ②水やり
庭植えであればよっぽど乾燥しない限り基本的に水やりは不要です。
鉢植えの場合は、植付けの10月~翌年5月位までは土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えます。梅雨時期の6月~9月は基本的に休眠期なので少し乾燥気味に育てます。 - ③追肥
追肥は液肥で行います。休眠期が終わった10月~翌年5月まで2週間に1回水やり時に液体肥料を施肥します。(液肥の使用方法の通り希釈して使用してください。)
- ④その他の管理古葉の処理
古葉は早めに処理しがちですが、11月位まで置いておいた方が株の成長には良いと思います。特別邪魔じゃなければ蕾が出来るくらいまで置いておいても大丈夫です。
株分け9月末から10月の根の発育が一番良い時期に株分けします。この時期であれば割とざっくり半分~3位まで分けても大丈夫です。鉢を大きくしたくない場合にも株分けでこの時期に小さくします。使用する道具はきちんと洗って雑菌を除去してから株分けしましょう。
種の採取4月位まで花を放置しおくと種が出来ます。クリスマスローズは種から栽培すると親の花と比べて色や模様、形が微妙に変化します。種からの栽培はそういった変化も楽しめるのでおススメです。ただし開花まで2年はかかります!(種まきは5月~6月に行ってください)
2021年2月20日の様子です。今年もとても綺麗に咲いてくれています。 2021年2月23日黒紫色のクリスマスローズも咲きだしました。
肥料マイガーデンは
- 約1年間効果が続く
- 肥料焼けしない
- 土の活力源:腐植酸+有機質入り
- 肥料の匂いが無い
- 元肥にも追肥にも使える
といった特徴があり自宅での小さい家庭菜園やガーデニングで気に入って使っています。
冬の庭や玄関に華やかさに演出してくれる美しい花です。是非おすすめです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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