ベトナム成長株インカムファンド。コロナ禍でもGDPプラス成長のベトナム投資

ベトナム 趣味の個別銘柄投資
ホーチミンの市街風景

こんにちは ねこの静六です。

今回はベトナム成長株インカムファンドについて書きたいと思います。2021年1月から投資を始めています。アクティブファンドへの投資は信託報酬が高いので今まで敬遠してきましたが、どうしてもベトナム株に投資してみたくて、アメリカに上場されているベトナム株ETFや投資信託を色々と検討した上で始めました。

楽天ポイントを利用した投資で投資額はまだまだ少ないですが、過去に何度かブログで書かせていただいた投資信託「eMAXIS日経アジア300インベスタブル・インデックス」と共に今後も長く付き合いたいアジアの投資信託だと思っています。

ベトナムの基礎データ

ベトナムの主な経済指標は以下の様になっています。

政体 社会主義共和国
主要産業農林水産業(GDPに占める割合14.85%)、鉱工業・建築業(同33.72%)、サービス業(同41.63%)
GDP(2020年、IMF推計値)約3,406億米ドル
一人当たりGDP(2020年、IMF推計値)3,498米ドル
GDP成長率(2020年、年平均、越統計総局)2.9%
物価上昇率(2020年、年平均、越統計総局)3.23%
失業率(2020年、越統計総局)2.26%(都市部:3.61%、農村部:1.59%)
貿易額(2020年、越税関総局)(1)輸出
2,827億ドル(対前年比 7.0%増)
(2)輸入
2,627億ドル(対前年比 3.7%増)
外務省HPよりデータ引用

2020年のベトナムGDPは3,406億米ドルで日本円に換算すると約38兆円です。対して日本のGDPは約530兆円、アメリカのGDPは2300兆円とまだまだ市場規模が小さい事がわかります。

2020年の世界の主な経済大国のGDP成長率と比べてみる

2020年の世界の主な経済大国の経済成長率と比べてみます。

データ引用先:国際通貨基金(2021,2022は予想値)

2020年コロナ禍の中、経済大国の中で唯一プラス成長だった中国のニュースがとても話題になりました。しかし、2020年ベトナムの経済成長は2.9%と中国のGDP成長率2.3%を上回っています。ちなみに2019年ベトナムのGDP成長率は7.0%だったので昨年のGDP成長率が悪かった事によるプラス成長ではありません。

ベトナムに投資したくなりませんか?

ベトナム投資まずは投資信託からが良いと思う理由

日本で生活しているとわかりますが、アメリカ、EU、中国のニュースは日々入ってきますが、ベトナムのニュースはあまり入らないと思いませんか?ベトナムの日常が手に取るようにわかる方はベトナム個別株に投資しても良いと思いますが、ざっくりとしたベトナム経済しか知らない場合、ざっくりとしつつも権威のある情報源を元にざっくりと投資するのが一番失敗しにくいと思います。そこで私はベトナム成長株インカムファンドというベトナム株式に分散投資出来る投資信託を選びました。

ベトナム成長株インカムファンドの私の成績

ファンドの概要は以下の様になっています。

ファンドの設定日2014年8月20日
償還日無期限
純資産額256.67 億円
決算月2月、5月、8月、11月20日
分配金(2021年05月20日)100円
運用管理費用(信託報酬)(税込)1.881%
信託財産留保額0.3%
ベトナム成長株インカムファンドの概要 2021年10月1日現在

フロンティア市場への投資なのでかなり信託報酬は高めですが、ベトナム株投資の投資信託の中では特別高くありません。

以下のチャートは私が楽天証券で保有している投資信託4種類の過去1年におけるトータルリターンの比較チャートです。

画像引用先:楽天証券
  • 楽天・全世界株式インデックス・ファンド➡VT(全世界株式に投資)+33.86%
  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド(アメリカ全体に投資)+36.92%
  • iFreeNEXTNASDAQ100インデックス(アメリカNASDAQ100に投資)+31.63%
  • ベトナム成長株インカムファンド +71.75

ここ1年で見ると、ベトナム成長株インカムファンドのトータルリターンは+71.15%と、アメリカのインデックス投資信託に比べて圧倒しています。

下のチャートは2021年1月から楽天ポイントを利用して投資してみた私の結果です。投資タイミングはランダムです。

24,436円の投資に対して6,947円(+26.38 %)の利益が出ています。投資期間10ヶ月の成績としては結構満足しています。

ベトナム投資の今後に期待

ベトナムはGDPがまだまだ小さい国なので、仮に1万円の投資をする場合、アメリカや日本に投資するよりも大きな影響力を出せると私は考えています。また、ベトナムは石炭・石油・天然ガスなどの天然資源も豊富に保有するので、脱炭素社会実現に向け、世界的に不安定化するエネルギー需給にも対応しやすいと私は思っています。

みなさんの投資のヒントになれば幸いです。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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