初心者ガーデニング。アルメリアの育て方。春に楽しめ、半日蔭でも育つ可愛い花。株分けも簡単です。

ガーデニング

こんにちは ねこの静六です

今日は3月から園芸店で販売が始まるアルメリアについて書きたいと思います。私が園芸を始めた時から育てている花で、まだ何も知識が無い時に園芸のプロの方に初心者でも育てられる花としてすすめられたのがアルメリアでした。私の庭は半日蔭~日陰の環境なのでガーデニングの初期は植物の選定が大変でした。

アルメリアの基礎データ

  • 科名:イソマツ科
  • 園芸分類:草花
  • 形態:常緑性の多年草
  • 草丈:10cm~20cm位
  • 開花期:3月~5月末位まで
  • 耐暑性:普通(高温の蒸れには弱い)
  • 耐寒性:強い
  • 日照:日向~半日蔭
  • 特徴:育てる場所が良ければどんどん株が大きくなります。
  • 水やり:少し乾燥気味位が良い
  • 理想的な植え場所:真夏は日光に当たりすぎず、冬・春は日光が当たる場所。(私の家では冬で2時間程度、夏場でも午前中4時間程度しか日光が当たらない場所で育てています)
  • 花色:赤・白・ピンク・青紫

注意すべき病害虫

主な病害虫
  • ナメクジ
  • 灰色かび病
  • 根腐れ病

ほとんど病気はありません。ナメクジはパンジーやビオラに比べると少ないですが時々発生します。灰色カビ病もあまり発生しませんが症状がある部分は早めに切り取ります。夏場の蒸れによる根腐れと肥料焼けは結構起こりやすいです。特に水やりをして強い夏場の日光が当たる様な状況ではうまく育ちません。

薬剤で害虫に対応する場合にはベニカXネクストスプレーがおすすめです。還元澱粉糖化物・クロチアニジン・ピリダリル・ペルメトリン・マンデストロビンの5種の薬剤が混合されているので、1本でガーデニングの病害虫に広く効果が期待できるので使用しています。

アルメリアの育て方

3月位になると一般的な赤紫色のアルメリアは園芸店や道の駅などで販売されます。一株80円~100円位で購入できます。

以下に育て方を記載しました。

アルメリアの育て方
  • 庭や鉢に植付け

    3月位に購入した苗を6号鉢(直径18cm)に2株位植え付けます。1株でもOK

    庭に植える場合は明るい半日蔭に植えます。

    • のき下など雨が当たらない場所で育てる場合は通常の園芸の土で大丈夫ですが、雨にさらされる場所の場合は、園芸の土に鹿沼土を2割ほど混ぜて水はけを良くした方が良いと思います。
    • 肥料は6号鉢で住友化学園芸 肥料 マイガーデン粒状肥料を20g混ぜ込んでください。マイガーデンであれば固形肥料は1年に1回で大丈夫です。
    • 庭植の場合はマイガーデンを1㎡あたり240g使います。
  • 水やり

    庭植えであればよっぽど乾燥しない限り基本的に水やりは不要です。
    鉢植えの場合も年間を通して乾燥気味に育てます。

  • 追肥

    追肥は液肥で行いますがあまり肥料は必要ありません。3月~5月と10月~11月に1ヶ月に1回位あげます(液肥の使用方法の通り希釈して使用してください。)

  • その他の管理
    花摘み

    次々と花芽が出てくるので、20cmを超えて乾燥してきた花は茎から切ります。生け花として花を採っても長持ちするので楽しめます。放っておくとそのままドライフラワーにもなります。

    株分け

    9月末から10月の根の発育が一番良い時期に株分けします。9月頃の葉が緑色でイキイキしていれば、握りこぶし位の大きさに適当に縦に咲いて株分けしてもまた来年の春咲いてくれます。

肥料マイガーデンは

  • 約1年間効果が続く
  • 肥料焼けしない
  • 土の活力源:腐植酸+有機質入り
  • 肥料の匂いが無い
  • 元肥にも追肥にも使える

といった特徴があり自宅での小さい家庭菜園やガーデニングで気に入って使っています。


白いアルメリアです。最近園芸店で時々見かける様になりましたがまだ少ないと思います。


バレリーナレッド:赤色のアルメリアです。こちらは一般の園芸店で私は見かけたことがありません。珍しいですね。


面白い花を見つけました。ドリメリアというアルメリアのハイブリッドだそうです。「春~霜が降りる頃まで花をつけるニュータイプ」とお店のHPに書かれていました。アルメリアよりさらに長く咲くのなら買おうか迷いますね。

病害虫に強くて夏場の蒸れさえ避けられればとても育てやすい花です。是非一度育ててみてくださいね。

今日もありがとうございました。

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