投資思考。無配当株と配当株投資どちらを好むか?投資に必要なのは相場に居続けられるメンタル作り。

投資の基礎

こんにちは ねこの静六です

無配当株と配当株どちらがよいか?ということについて書きたいと思います。

これはよく議論されるテーマで、例えばAmazonのような無配当株にもし上場時から投資しておくことが出来れば2020年6月末時点で約1800倍上昇しています。配当を出さずに企業が自己投資を続けた結果うまくいけばこのように物凄い株価となって株主に利益をもたらす結果となります。

しかしこれは一番最初から一度も売らずに保持し続けた場合のパフォーマンスで、過去にはAmazon株も何度も暴落した時期がありました。

TradingView提供の2000年前後のAmazon株チャート

このチャートは2000年前後のドットコムバブル前後のチャートです。この時Amazon株の下げ幅は凄まじいものでした。この他の期間にも暴落場面は何度もありました。無配当株で大きく利益を出すためにはこういった暴落場面においても必ず株価が上がり続けると信じて保有し続けられる根拠・メンタル・他の投資に影響が出ない余裕資金での運用が重要になってきます。

一方配当株への投資についてですが、アメリカ株の場合年4回程度の配当があります。配当には税金がかかってしまうため、無配当株に対して不利と言われますが、メリットもあります。それは投資家の気持ちに左右されず、企業利益を配当という形で利益確定できる点です。この気持ちに関わらず利益確定が出来る事は、投資において主観的判断に加え客観的判断も利用できるので継続して株を保有し続ける上でかなり強い支えとなります。

TradingView提供のP&G株チャート

上のチャートはP&Gのチャートになります。P&Gは年4回の配当と共に2020年4月時点においても増配し続けています。配当利回りも2020年6月時点で2.74%となっています。こういった配当と値上がりの両方を続けている株はメンタル的にもかなり穏やかに保有できます

無配当株・配当株どちらで運用するにしても相場に居続けることが最も大事なことだと思います。自分の性格と好みを理解し、継続し続ける方法を見つけ出す事が成功の大事な要素となります

今日もありがとうございました

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