病害虫の知識。ハモグリバエに有効だった農薬を紹介

ハモグリバエ病害虫の知識

こんにちは ねこの静六です。

今回はガーデニングや家庭菜園をしていると知らぬ間に大発生しているハモグリバエについて書きたいと思います。

私は過去にトマト、チンゲン菜、エンドウでハモグリバエ類の被害に遭い苦労した経験があります。過去に使った農薬で効果が良かったものを紹介したいと思います。

ハモグリバエの種類と特長

害虫として知られる主なハモグリバエ類は下記の6種類になります

  • マメハモグリバエ
  • トマトハモグリバエ
  • アシグロハモグリバエ
  • ナスハモグリバエ
  • ネギハモグリバエ
  •  ナモグリバエ

ハモグリバエは以下の様な特徴があります

  • 成虫が葉の中に卵を産み付ける
  • ふ化した幼虫は葉を食べ進み食害を受けた部分は白いトンネル状になる
  • チンゲン菜などの葉菜類は見た目も悪くなり品質を著しく低下させる
  • トマトなどの果菜類では葉が多少被害になっても問題ないですが、被害が大きくなると葉の光合成効率が落ちる為収穫量が悪くなる
  • 下部の成長した葉から被害に遭う傾向がある
  • 成虫は黄色が大好き
ハモグリバエ

ハモグリバエに食害された部分は上の画像の様に白く曲線状のトンネルとなります。トンネルの中の黒い点のようなものがハモグリバエの蛹です。数が少なければ葉の表裏を指で挟んで蛹や幼虫を潰すことで対処できますが、数が多くなると手で処理するのは困難です。

ハモグリバエの対策方法

ハモグリバエの対策方法
  • 不織布などや防虫ネットで被覆する
  • ハモグリバエの成虫が黄色が好きな事を利用して黄色の粘着板で捕獲する
  • 農薬の使用

ハモグリバエに効果のある薬剤や資材

キング園芸 NEW ムシナックス

キング園芸 NEW ムシナックスの特徴
  • 雨に濡れても、乾けば粘着力はもとどおり復活
  • コナジラミ、アブラムシ、ハモグリバエなど、黄色を好む害虫を誘引し、粘着捕殺する
  • 葉っぱや衣服が付きにくい凹凸の紙製
  • 粘着シートのズレ落ち防止構造になっている
使用した感想

無農薬である程度対処できるのが良いと思います。飛んでいる成虫を捕殺するだけなので安定した効果が得られるかはわかりません。設置場所、設置数量でかなり成果が変わります。

アルバリン粒剤

アルバリン粒剤の特徴
  • 成分名はジノテフラン
  • ネオニコチノイド系の薬剤(昆虫神経のシナプス後膜のニコチン性アセチルコリン受容体に結合し、神経伝達を攪乱することで殺虫活性を示す)
  • ワタアブラムシ、コナジラミ、ハモグリバエ、ミナミキイロアザミウマ、キスジノミハムシ、カメムシなど幅広い害虫に効果がある。
  • 使用できる作物が多い
  • 薬剤のニオイが無い
  • 高い浸透移行性があり、速効性、残効性に優れている
使用した感想

トマト苗の定植時にアルバリン粒剤を使用してからハモグリバエ、コナジラミの被害に悩むことが無くなりました。それ以来アルバリン粒剤に適用がある作物で農薬が必要な場合には使用しています。

ジノテフランが有効成分の粒剤は複数の商品名で販売されています。私は1kgのアルバリン粒剤を購入していますが、下記の様な小包装の商品も販売されています。

「アースガーデン 土にまくだけ害虫退治オールスターはジノテフラン粒剤」が600gの商品です。小さな家庭菜園ならばこれくらいの量で十分だと思います。


「アースガーデン 園芸用殺虫剤 土にまくだけ トマトの虫退治」はジノテフラン粒剤100gの商品で小さな家庭菜園ではこちらの量でもしばらくは使えますが、少量の分だけ割高になっています。

ベニカベジフル乳剤

ベニカベジフル乳剤の特徴
  • 有効成分:ペルメトリン3%
  • アオムシなどチョウ目害虫に優れた効果がある
  • 適用害虫と、適用作物が沢山ある
  • 水で希釈するだけで使用でき、展着剤不要
  • 速効性と持続性(ヨトウムシ・若令幼虫で1~2週間、散布葉)がある
  • 100㎖1本で30ℓ~45ℓ分の薬剤が作れるためかなり経済的
使用した感想

噴霧タイプの農薬の中ではハモグリバエ類に効果が見られやすいように私は感じています。他にもクロチアニジンを成分とする噴霧農薬(ベニカ水溶剤)をハモグリバエに使用した事もありますが、ベニカベジフル乳剤の方が効果を得られました。

また、ベニカベジフル乳剤は適用害虫と作物がとても多い噴霧農薬で家庭菜園ではかなり重宝しています。薬液も希釈だけなので簡単で、効果もすぐに現れます。成分のペルメトリンは虫除け効果もあります。

以上ハモグリバエ類の特徴・対処法・適用薬剤について書いてみました。

私個人的な使用感では、播種時や、定植時にジノテフラン粒剤(アルバリン粒剤)などを使用しハモグリバエの被害が出てくるまで様子を見、もしハモグリバエが発生しだしたらベニカベジフル乳剤を使用するといった使い方で対処がうまくいっています。チンゲン菜など栽培期間が30日~50日程度の野菜の場合は播種時、定植時だけの農薬使用で対応出来る事も多いです。

農薬は使用方法を守る事で使用量を最低限に抑えた健康な野菜が作れると思います。野菜栽培のヒントになれば幸いです。今日もありがとうございました。

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