医療安全情報。PMDAより医薬品副作用被害者救済制度eラーニング配信開始。薬局内研修の実績として是非活用しよう

薬剤/医療安全/介護診療報酬

こんにちは ねこの静六です。

2020年10月20日PMDAより医薬品副作用被害者救済制度のeラーニングの動画が公開されました。

薬局開設者の義務である薬局内研修の実績として活用できる内容です。

是非みなさんに知ってもらいたくて今回ブログを書くことにしました。

服薬指導時医薬品副作用被害救済制度を意識していますか?

PMDAでは副作用救済給付に関する情報を見る事が出来ます。薬剤師の方であれば確認した事もある方も多いかと思いますが、思った以上に身近な医薬品でも大きな副作用被害の救済対象になっている事がわかると思います。これをみると服薬指導・患者フォローについてより丁寧にしなければならない気持ちになると思います。

医薬品副作用被害救済制度とは?

医薬品副作用被害救済制度は、医薬品等を適正に使用したにもかかわらず発生した副作用による健康被害を受けた方に対して、医療費等の給付を行い、被害を受けた方の迅速な救済を図ることを目的として、昭和55年に創設された制度であり、医薬品医療機器総合機構法に基づく公的な制度です(再生医療等製品については、平成26年11月25日以降より適用)。

PMDAのHPより引用

40年前からある制度ですが未だに周知が十分とは言えない状況では無いでしょうか?

医薬品副作用被害者救済制度については薬剤師であれば当然熟知して患者さんへの投薬や相談に応じるべきなのですが、私自身過去に十分勉強していなかったためにある処方薬で重篤な湿疹が出た患者さんから電話連絡があった時に慌てて調べて対応した経験があります。

今までPMDAではこの制度の広報活動の一環として職員を講師として派遣し、医療関係者などを対象とした講演(出前講座)を行っていました。しかし、コロナ禍以降は出前講座を行いにくくなったため、eラーニングコンテンツを作成し、公開する事になったようです。

私はこのことは逆に医薬品副作用被害者救済制度の周知を図る良い機会だと思います。このeラーニングを見てみましたが20分程度の動画が2本でした。説明がとてもわかりやすく一度視聴すれば十分理解できる内容となっていました。

医薬品副作用被害者救済制度eラーニング講座で学習しよう!

医薬品副作用被害者救済制度 前半医薬品副作用被害者救済制度 後半のリンクからeラーニングで学習できます。ブログに動画の埋め込みが出来なかったので画像を押しても動画は始まりません。

医薬品副作用被害者救済制度 前半 PMDAより引用
医薬品副作用被害者救済制度 後半 PMDAより引用

文書での説明や請求用紙のリンクはこちらです➡https://www.pmda.go.jp/kenkouhigai_camp/general04.html

薬局内研修会の実績として是非活用すべき内容だと思います。患者さんからの副作用の相談・連絡にもしっかりと対応出来るよになれます!

今日もありがとうございました。



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