家庭菜園で作るほうれん草。ルテイン、鉄分、カロチン豊富な高栄養野菜です。

野菜の育て方

こんにちは ねこの静六です。

今日は貸農園で育てるほうれん草について書きたいと思います。眼科医も目に良い成分ルテイン補給の為にはほうれん草を食べると良いと言われています。そんなほうれん草、家庭菜園で簡単に作れます!私は冬の寒い朝に収穫してきてオムレツに混ぜて焼いて食べるのが毎年の楽しみになっています。

ほうれん草の基礎情報

植物としての特徴

  • 科名属名:ヒユ科ホウレンソウ属(スピナキア属)
  • 発芽適温:15~20℃
  • 生育適温:15~20℃
  • 寒さに強い
  • 暑さには弱い
  • 土壌:酸性土壌に弱いので苦土石灰を多めにまく。酸性土壌では発芽しにくい
  • 日照:日なた
  • 水やり:土が乾いたらたっぷりあげる
  • 種を蒔く時期:春まき 3月~5月中旬  秋まき 9中旬~11月
  • 収穫:種から春まきで30~40日 種から秋まきで30~50日
  • 草丈:25cm程度
  • その他:私の住む関西地方では12月種植えでも50日ほどで収穫出来ました。
  • その他:東洋種と西洋種があるが、春まきはトウ立ちが起こりやすいので西洋種のトウ立ちしにくい品種を選ぶ

薬膳として特徴

  • 性質:涼 (熱・温・平・涼・寒の5段階)
  • 体に効く場所:肝・脾・肺
  • 働き:血を補う、体に潤いを与える、熱を冷ます、感情を落ち着かせる
  • 利用目的:貧血、月経不順、ドライアイ、目の充血、ストレス

注意したい主な害虫・病気、対応する農薬

農薬はよく説明書を読んで使用しましょう!

主な病害虫

  • アブラムシ
  • ハダニ
  • ヨトウムシ
  • ネキリムシ
  • うどん粉病
  • ベと病
  • 灰色カビ病

害虫用農薬

今回の種まき時に私はアルバリン粒剤とネキリムシが同じ土壌内で発生していたのでダイアジノン5%を使用しました。

春まきの場合は害虫が多いので成長過程でベニカ水溶剤も使います。

秋まきの場合は11月以降は虫はあまりつかないので私は種まき時の農薬以外使っていません

アルバリンの有効成分ジノテフランは魚類・鳥類・天敵などに安全性が高く、天敵が減ることによるハダニの増加も心配ありません。広範囲の害虫に適応があります。

ダイアジノン5.0%は有効成分(2-イソプロピルー4-メチルピリミジルー6)-ジエチルチオホスフェートでネキリムシ、ハムシ、コオロギ、タネバエ、ケラ、コガネムシなどの害虫に速効的で、60種以上の作物群にも適用があり幅広く使えます。

ネキリムシに対しては有効成分がペルメトリンの製剤よりも対応できる作物や害虫の種類が多いので、これ一つでかなり効率よく家庭菜園、農園で野菜作りが出来ます。

ベニカベジフル乳剤は有効成分がペルメトリンでアオムシ、ヨトウムシ、アブラムシ、コナジラミ、アザミウマなど色々な害虫に効果があり適用作物もたくさんあります。ほうれん草にはアブラムシ類、ハクサイダニに適応があります

アルバリン粒剤とダイアジノン粒剤を種まきの時に使用したほうれん草と無農薬栽培のほうれん草です。10月15日に種まきをしました。写真は11月25日の様子です。2020年の11月はとても暖かかく虫がたくさんいたため無農薬の方は食害がひどく、かなり成長が遅れています。

無農薬栽培のほうれん草
種まき時に農薬使用

殺菌剤

秋まきではべと病以外はあまり病気になりにくいので私はべと病抵抗品種の種を使い殺菌剤は使いません。

春まきは梅雨時期のカビなど注意必要なので、Zボルドーで予防散布が良いと思います。

Zボルドーは銅殺菌剤で 徐々に放出される銅イオンにより、 作物を糸状菌病害や細菌性病害から保護します。また、日本農林規格(JAS)の有機農産物栽培においても使用可能。野菜類でも登録を持っていて適応病もとても多く、色々な作物に使用できます。予防的に使用が効果的です。

展着剤


植物の葉っぱにはワックス成分のようなものがついているため、単純に水分を吹きかけてもはじいてしまいます。そのため界面活性剤の入った展着剤をZボルドー等に混ぜて使います。広めの家庭菜園をする場合には農薬単体と展着剤を別々に購入した方がコストはかなり安くつきます。

農薬はよく説明書を読んで使用しましょう!

栽培方法

2020年10月15日左右に「冬ごのみ」真ん中に「次郎丸」の種まきをしました。
2020年11月1日の様子です。間引きは次回行う事にしました。
2020年11月8日1回目の間引きを行いました。
2020年11月18日2回目の間引き時に追肥と中耕を行いました。追肥は右側と中央のほうれん草の間に固形肥料、左のほうれん草は液肥を追肥として与えました。
12月3日。収穫時期になりました。立派に大きくなりました。

液体肥料と固形肥料の生育の比較は以下のブロブで紹介しています。

種まき

2週間前に苦土石灰を1m²辺り150g~200g位の割合で散布し、よく土と混ぜる。1週間前に1m²当たり2kgの堆肥と、50g程度の化成肥料(チッソ、リン、カリ 8-8-8の場合)をよく混ぜる。高さ10cmの畝を作り、条間15cmの間隔をあけて深さ1cmのまき溝をつくります。タネをまき溝に1cm間隔にまき覆土する。その後、手で軽く押さえて落ち着かせ、たっぷり水をあげる。

苦土石灰肥料

粒状で使いやすいです。紫陽花の色変えのためのアルカリ化にも使っています。この商品を知ってからは苦土石灰はこればかり使っています。

栽培のポイント

発芽までは乾かないように水やりをします。5~7日以内くらいで発芽します。

間引きについて

  • 1回目は本葉が出始めたら株間3~4cm間隔に間引く
  • 2回目は本葉が3~4枚の時に、株間5~6cm間隔で間引く

合計2回間引く。

2回目の間引き時に追肥1㎡50gの化成肥料を施肥し中耕(表面を軽く耕す)を行い土寄せする

間引いたほうれん草はとても味が濃くて甘く、初めて食べた時はびっくりしました。自分で育てないと味わえない楽しみですね。

収穫

草丈が20cm~25㎝以上になったものから、順次収穫。株元から切り取って収穫した方が他の株を傷めないです。春まきの場合はトウ立ちしやすいので早めに収穫します。

ほうれん草は霜に当たると美味しくなります。ほうれん草の葉に寒さから身を守るためにシュウ酸カリウムの結晶の白い粉がつくのですが、それがつくと美味しくなっている合図だと思います。

ほうれん草の秋まき(特に10月中旬以降)は病害虫も少なくなってかなり育てやすいです。きちんと苦土石灰と肥料で土づくりが出来ていれば大体きちんと育ちます。

冬場でも沢山収穫できる貴重な葉物野菜のほうれん草育ててみませんか?

次郎丸は初心者にはお勧めです。病気も少なく育てるのが簡単です。私は10月中旬以降の種まきだと、病害虫がほとんど出た事がありません。また関西であれば12月中旬位でもゆっくりですが十分に育ってくれます。ゆっくり育ったほうれん草はまた格別に美味しいです。

今日もありがとうございました。

今までに育てた菜園野菜です。是非覗いてみて下さいね!

五十音順で並び替えも出来ます。

ブログ内菜園野菜と種まき時期一覧表

リンク先に各野菜の栽培方法・病害虫について書いています。是非覗いてみて下さいね!
〈種まき・球根植付け時期は〇〉〈苗の植付け時期は🔶〉
五十音順で並び替えも出来ます
作物名1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
エンドウ〇🔶🔶
オカワカメ
オクラ〇🔶🔶
カブ(聖護院カブ)
キュウリ〇🔶〇🔶〇🔶🔶🔶
茎ブロッコリー(スティックセニョーラ)〇🔶〇🔶〇🔶〇🔶〇🔶〇🔶🔶🔶
コールラビ
ゴーヤ🔶🔶
サトイモ
シュンギク(春菊)
ダイコン(大根)
チンゲン菜
トマト・ミニトマト〇🔶🔶
ニンジン(人参)
ネギ(九条ネギ)
パセリ
ピーマン🔶🔶🔶
ホウレン草
ミツバ
ヤマイモ(自然薯)、ムカゴ(零余子)
ラッキョウ
ルッコラ(ロケット)
ローズマリー

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